Just like that?っていつ使う?

“Yeah. Just like that., continue!”

たったそれだけなの?・そんなに簡単に?

just like that”を直訳すると、「ちょうどそのように」という意味になっています。
このような意味で用いられることもありますが、この他にも、いろいろな意味があります。「そんなに簡単に」という意味合いで、「無造作に」、「いとも簡単に」、「あっさりと」とか「さっさと」
という意味で用いられ、途中に踏むべき手続がありそうなのに、それをせずに、いきなり現在の状況になったという場合に、「いきなり」、「突然」、「何の説明もなしに」、「あっという間に」または「何の予告もなしに」という意味で用いられ、あまりにも簡単に、事が運びすぎるという非難の意味合いを込めて、「そんなものさ」、「たったそれだけさ」または「あっけないものさ」などという意味でも用いられます。

just like that”が、なぜこれらの意味合いになるのか、はじめは、ちょっと分かりにくいですが、海外のドラマや映画などを見ていると、指をパチンと鳴らしながら、“just like that”と言っている場面が、結構出てきます。

この指をパチンと鳴らす動作のように、ちょうどそんな具合に、「いとも簡単に」あるいは「あっという間に」事が起こったんだということを表しているわけなんですが、考えると、この“just like that”という表現が、上記の意味合いになるということも理解しやすいのではありません。

この“just like that”が疑問文になって、“Just like that?”となると、「たったそれだけなの?」または「そんなに簡単に?」などという意味になります。

“I broke up with John last night.”
「昨夜、ジョンと別れたの」
“What happened?”
「何があったの?」
“He said he wouldn’t see me any more.”
「もう私とは会わないって言われたの」
Just like that?
「そんなに簡単に?」
“Yeah. Just like that.
「ええ。あっけないものね」

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